いつも使ってる作業台が小さくて狭い。もっと広くて安定した作業台が欲しい。

と思ったのも、もともと使ってた作業台がコチラ。

便利は便利で小さい物を作る時はいいんですが、作業スペースが狭く、大きいものを作る時は不安定になりがち。
台から落ちないようにクランプで木材を固定したりして工夫しながらやってましたが、なかなか面倒で。
そこで今回、屋内作業用に作業台を自作しましたので、そのレシピをご紹介。
複数のクランプの止め方ができるよう、作業性を考慮した作業台になってます。作業スペースも広くなったことから、作業効率が格段にUPしました。

本格的にDIYしていこうと思っている方、DIY用の作業台を購入しようと思っている方、是非参考になると幸いです。
必要工具&材料
必要工具
- 電動ドライバー
- クランプ
- 紙やすり(240番ぐらい)
おすすめ電動工具は「DIYにちょうどいい電動工具一覧」
DIY初心者の方は「【これからDIYを始める方に】必要工具、便利工具をご紹介。」も参考にして下さい。

材料
- OSB合板12mm×910mm×1820mm:1枚
- SPF 2×4材 6F:2本
- SPF 1×4材 6F:8本
- スリムスレッド40mm
完成図&木取り図
完成図

幅120cm×奥行70cmで、作業するには十分な広さにしてます。
木取り図

作り方
材料調達&加工

材料をホームセンターで購入し、木取り図の通りカットしてもらいます。写真にOSB合板が写ってないです。すいません。

今回は作業台で、特に綺麗さを求めないので、材料のサンディングは切り口のバリ取りだけしました。
組み立て
脚部

写真の形の脚を2つ作ります。
脚の部分が2×4材、横板が1×4材(700mm)です。
上側の1×4材は2×4材の切り口にピッタリと合わせてねじ止め。
下側の1×4材は上側の1×4材の反対側に地面より10cm浮かせてネジ止めしております。

脚結合

①で作った脚を上側の板を外側に向けて両脇に立てます。
間に1×4材(1162mm)を挟みクランプで固定、2×4材料にネジ止めします。

この時、間の板と脚のテッペンはキレイに合わせてください。合っていないと天板がたわんでしまいます。

反対側も同じように間に板をネジ止めします。
補強

写真のように、間に1×4材(484mm)4枚を等間隔でネジ止めし、補強します。
補強用の板はネジ止めする際、宙に浮いた状態になるので、クランプで固定する必要があるんですが、クランプできる箇所が無い。
よほど大きなクランプを持ってれば挟み込めるかもですが、そんな大きなクランプは持ってない。

そんな時は、下の写真の様に端材を板にクランプで固定、その端材でクランプしてあげると、うまく固定できます。

次に、脚下側の横板に乗せるかたちで1×4材(1086mm)4本をネジ止めします。

天板取り付け

最後に天板を乗せ、四隅をネジ止めすれば完成です。
本格的に万力や、据え置きの電動工具など重量物を置く場合は、剛性を高めるために、合板を数枚重ねる等の処置が必要です。
使い方
クランプで板を固定

作業台横に板をクランプし、その板を当て板に使う


脚に張った板は荷物置きに

まとめ

今回、作業台の作り方を紹介しました。
スペースを占拠するので部屋が狭くなるかと思いきや、収納スペースも設けているので、物が片付いて反対に今までよりも部屋を広く使えてます。
作業中のガタツキや天板のたわみもなく、非常に作業し易く、作業台を持っていない方、小さい作業台で不満をお持ちの方にオススメです。
ぜひ、作業台を自作されてはいかがでしょうか。