今回ご紹介するのはHiKOKiの充電器『UC18YDML』。
充電口に2ポートを備え、10.8V・14.4V・18V・マルチボルトバッテリが充電可能♪
ハイコーキマルチボルトバッテリのキャッチコピー「バッテリは1つでいい」に追従し、まさしく「もう充電器も1つでいい」の複数電圧ユーザに嬉しい1品となってます。
とのことで、『UC18YDML』をオススメできる人、別に無理しなくてもという方はこんな感じ↓
こんな方にオススメ♪
- 10.8Vと14.4V/18V/マルチボルトの複数電圧使い
- 充電器2個使いがメンドクサイ
- 今の充電器の騒音にストレスを感じている
- 10.8Vバッテリの充電時間をお金を掛けてでも短縮したい
別に無理して買わなくてもな方
- そもそも複数電圧使いじゃない
⇒UC12SL(10.8V)やUC18YDL2(14.4V/18V/マルチボルト)をそのまま使用でいいかと - 2個持ち、音の大きさでストレスを感じることはほとんどない。
- 10.8Vバッテリと14.4V/18V/マルチボルトバッテリを同時に急いで充電したい。
⇒UC12SL(10.8V)とUC18YDL2(14.4V/18V/マルチボルト)をそのまま使用でいいかと
UC18YDMLの特徴をチェック
10.8V/14.4V/18V/マルチボルトバッテリがこれ1台で充電可能
UC18YDMLの最も大きな特徴は10.8V/14.4V/18V/マルチボルトバッテリがこれ一台で充電可能なこと。
今までは10.8Vバッテリ用にUC12SL、14.4V/18V/マルチボルトバッテリ用にUC18YDL2を使い分ける必要があり、
使い分けるのが面倒、保管場所を取る、現場などに持ち運ぶのにかさばる。。。との課題も。
それが『UC18YDML』であれば、コレ1台で済むので、複数電圧ユーザにとっては非常に便利です。
充電可能バッテリ
- 10.8V:BSL12XXシリーズ
- 14.4V:BSL14XXシリーズ
- 18V:BSL18XXシリーズ
- マルチボルト
サイレントモード搭載
充電器に搭載されているファン。
充電時に発生する熱を放出するため欠かせないものではあるんですが、その動作音が気になるという方も話を聞くと結構いらっしゃる。
別に充電に時間かかっても良いから、静かにしておいて欲しい時もあるのよね。
そんなユーザの声を反映してくれているのがサイレントモード。
ファンを止めることで動作音が(ほぼ)無音、充電完了時のブザー音もOFFってくれるので、静かにしておいて欲しいときに嬉しい機能になります。
ただ、ファンを止める分、排熱の関係から充電時間が長くなる点はご注意を。
充電器 | 動作音(通常時) | 動作音(静音時) |
---|---|---|
UC18YDML | 約56dB | 約32dB |
UC18YDL2 | 約58dB | ー |
UC12SL | 約31dB | ー |
USB給電機能搭載
今回の『UC18YDML』でもバッテリ→USBへの給電が可能。
コンセントが無い場所でも、バッテリからスマホやワイヤレスイヤホンへの充電が可能となっており、アウトドア/キャンプ、災害への備えとしても活用できます。
10.8VバッテリでのUSB給電は対応していないのでご注意ください。
2ポート同時充電ではない
差込口が2ポートあるので同時充電してくれるんだ。と筆者は勝手に思っちゃってましたが、充電は1ポートずつ。
2ポートともにバッテリを取り付けた場合には、先に取り付けたバッテリの充電が完了した後に、後に取り付けた方のバッテリの充電が開始されます。
休憩入り時に2ポートともにバッテリ差し込んで、休憩終わった時にいざ使おうとしたら、「あれ?こっちのバッテリ全く充電されてないやん」といったことにならないよう、使い方にはちょっとしたコツが必要そうですね。
時間が惜しいなら従来通りUC12SLとUC18YDL2でそれぞれ充電でいいのか。。。
従来機UC18YDL2,UC12SLとの比較
サイズはUC18YDLと同じ
充電器自体のサイズは、従来機のUC18YDL2と同じ。
これでUC12SL(10.8V用)も賄ってくれる訳ですから、複数電圧ユーザにとって、持ち運びの便利さは言わずもがな。
ただ、UC12SLと比較すると当然大きくなるので、10.8V単体ユーザからすると、何がいいの?ってなっちゃいますね。
充電時間を大幅に短縮(10.8V)
10.8Vバッテリ(BSL12XXシリーズ)も急速充電に対応し、従来器UC12SLでの充電時間の半分程度まで短縮されてます。
14.4V/18V/マルチボルトバッテリは従来のUC18YDL2と充電時間は変化なし。
10.8V使いの人にとっては待ち時間の短縮につながるありがたい機能UPです。
バッテリ | UC18YDML | YC18YDL2 | UC12SL |
---|---|---|---|
BSL36A18B/X/BX | 約25分 (約104分) | 約25分 | ー |
BSL36B18B/X/BX | 約40分 (約166分) | 約40分 | ー |
BSL1850C | 約25分 (約104分) | 約25分 | ー |
BSL1840M | 約40分 (約83分) | ※データ無し | ー |
BSL1830C | 約30分 (約62分) | 約30分 | ー |
BSL1820M | 約20分 (約42分) | 約20分 | ー |
BSL1460 | 約30分 (約125分) | 約30分 | ー |
BSL1240M | 約30分 (約54分) | ー | 約60分 |
BSL1220M | 約20分 (約27分) | ー | ※データ無し |
BSL1215 | 約15分 (約20分) | ー | 約22分 |
UC18YDMLのラインナップ
2024年3月現在で、『UC18YDML』の販売ラインナップは以下の通り。
バッテリや電動工具とのセット品の方がやはりお安く手に入るため、タイミングが合えばセット品での購入がオススメ。
ちなみに私は「WH36DD」のセット品で手に入れました!
UC18YDML:単品
UC18YDML(2XSZ):スターターキット1
UC18YDML(2L):スターターキット2
WH36DD(2XH):36Vインパクトドライバ
UC18YDMLの価格について
新機種『UC18YDML』と従来機UC18YDL2/UC12SLの価格は以下の通り。
充電器 | 定価 (税込) | Amazon価格 (2024年3月時点) |
---|---|---|
UC18YDML | 25,6300円 | 18,300円 |
UC18YDL2 | 22,300円 | 6,980円 |
UC12SL | 8,030円 | 4,060円 |
まだまだ発売されたばかりのため『UC18YDML』の価格は約18,000円とかなりお高め。。。
従来機2個を足しても11,040円(6,980円+4,060円)なので、今の時点では1.5倍近い価格になっており、手を出すのはちょっとためらわれます。
今後、実販売価格がどこまで下がって来るかは分かりませんが、昨今の電動工具類の値上げペースも加味すると、購入タイミングは難しいところ。
手持ちの充電器が壊れたとか、充電器2個を持ち運ぶのが面倒とか、今の充電器の充電中の音がうるさいとか
必要に駆られたとき、が買い時かもですね。
ちなみに、『UC18YDML』の価格を調査したタイミングがちょうどタイムセール品になっており、価格が15,500円まで下がってました。
そんなこともあるので、購入を検討している方はこまめに価格をチェックです♪
\UC18YDMLの最新価格をチェック/
UC18YDMLをオススメできる人/無理して買わなくていい人
以上、メリット/デメリットをまとめると、、、
メリット | デメリット | ||
〇 |
従来機のサイズそのままに10.8V~マルチボルトまで充電可能 | ✕ |
2ポート同時充電ではない |
〇 | 静音モードでストレスフリー | ✕ | 14.4V/18V/マルチボルトバッテリの充電速度は従来機UC18YDL2と一緒 |
〇 | 10.8Vバッテリの充電時間が早い! | ✕ | UC18YDL2とUC12SLを購入した方が安い。 |
〇 | USB給電対応で災害への備えにも |
とのことで、『UC18YDML』をオススメできる人、別に無理しなくてもという方はこんな感じ↓
こんな方にオススメ♪
- 10.8Vと14.4V/18V/マルチボルトの複数電圧使い
- 充電器2個使いがメンドクサイ
- 今の充電器の騒音にストレスを感じている
- 10.8Vバッテリの充電時間をお金を掛けてでも短縮したい
別に無理して買わなくてもな方
- そもそも複数電圧使いじゃない
⇒UC12SL(10.8V)やUC18YDL2(14.4V/18V/マルチボルト)をそのまま使用でいいかと - 2個持ち、音の大きさでストレスを感じることはほとんどない。
- 10.8Vバッテリと14.4V/18V/マルチボルトバッテリを同時に急いで充電したい。
⇒UC12SL(10.8V)とUC18YDL2(14.4V/18V/マルチボルト)をそのまま使用でいいかと
まとめ
ということで今回は『UC18YDML』をレビューしました。
10.8V~マルチボルトバッテリまでほぼ全てのスライドバッテリが充電可能で、複数電圧ユーザにとっては非常にありがたい充電器。
新機能・静音モードは人によりますが、充電時の音がうるさいとの声もちょいちょい聞いたりしているので「おっ♪いいやん♪」となる方も意外と多いかも。
ただし、、、非常に便利な充電器ではあるものの、やはり販売価格の高さが少々気になるところですね。