DCMインパクトドライバT-ID108Vレビュー記事

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【DIYをオシャレに楽しむなら】T-ID108V評価レビュー_DCM充電式インパクトドライバ

今回ご紹介するのはVインパクトドライバ『T-ID108V』。

DCMドライバドリル「T-DD108V」のレビューはコチラ↓
DCM製T-DD108V_評価レビュー(電動ドライバドリル)

DCMのインパクトとドリルドライバー

DCMの電動工具シリーズで、白と黒を基調としたデザイン性の高いインパクトドライバ。

簡単なDIYで使用するには十分な性能も持っており、十分選択肢に入ってくる機種です。

今回はそんなDIYを楽しむには持ってこいの機種『T-ID108V』についてレビューしていきます。

DCM18Vインパクトのレビューはコチラ

こんな方にオススメ♪

  • 簡単な製作や組み立てメインのDIY使い
  • 有名メーカ品にこだわらない
  • どうせならオシャレな工具がいい

別の機種が良さそうな方

  • デザイン性は気にしない。有名メーカに絶大なる信頼を置いている。
    ⇒マキタの「TD090D
  • ハード作業がメイン(長ビスを大量に打つ)
    ⇒マキタの「TD111D」、HiKOKIの「WH12DD」「WH12DCA

T-ID108Vのラインナップ

T-ID108V』のラインナップは2種類。

本体のみのラインナップと、バッテリー・充電器がセットになったスターターキット。

DCMの10.8Vで他の電動工具(ドライバドリルやサンダー等々)を既にお持ちであれば、本体のみで購入する方が、お買い得。

まだ、DCMの10.8V電動工具を持ってないという方は、スターターキットを購入。

DCMコードレス電動工具は18V品もあるので、確認を♪

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T-ID108V:本体のみ

本体色白黒
バッテリー無し
充電器無し
収納ケース無し
その他付属品No.2(+)ビット

スターターキット:バッテリー1個(ソフトケース)

本体色白黒
バッテリー1.5Ah×1個
充電器付属
収納ケースソフトケース
その他付属品No.2(+)ビット

T-ID108Vの価格帯

T-ID108Vの価格帯
ラインナップ定価Amazon価格
(2023年8月時点)
T-ID108V(本体のみ)6,578円6,578円
TD090DZ(本体のみ)13,200円7,090円
T-ID108V(スターターキット)10,978円10,978円
TD090DWSPW(バッテリ1個)13,485円

T-ID108V』は本体のみで6,578円、バッテリ1個と充電器が付いた「スターターキット」で10,978円。

対するマキタの類似機種「TD090D」は本体のみの場合はAmazon価格で7,090円と500円ほどの違いしかないが、バッテリと充電器付属の場合は2,500円ほどの価格差となる。

電動工具をいろいろと集めるにおいてネックになってくるのがバッテリ。

信頼性を取るのであればマキタ一択になるわけだが、汎用性ではDCMも負けてない。

(DCMバッテリは他にドライバドリル/丸ノコ/サンダー/クリーナー/マルチツール・・・で使い回し可能)

ということで、価格ではマキタ・HiKOKIと比べてどの機種よりも『T-ID108V』がお買い得。

マキタ・HiKOKIより高かったら、よほどデザインに惚れない限りマキタ・HiKOKi買うよね。

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期間限定でセール商品になってることも☆

T-ID108Vの外観とサイズ・重量

外観・基本スペック

DCM製T-ID108Vスターターキット

購入したのは『T-ID108Vスターターキット』。

専用の段ボール箱に更に一般の段ボール箱で梱包されてきました。

T-ID108Vスターターキット(DCM)

外箱はこんな感じ。

この中にソフトケースやら、工具類やら入っているわけですが、長期間使用しない時はこの梱包箱に入れて保管しておいても良いですね。

T-ID108Vソフトケース

ソフトケースはDCMドライバドリル「T-DD108V」と同じ物。

白/黒を基調としており、電動工具と合わせてデザインの統一感がありますね♪

T-ID108Vスターターキットの中身(DCM)

ケース内の配置はマキタ「TD090D」のソフトケースと類似だけども、止めるためのバンドがDCMの場合はゴムバンドで、マキタはマジックテープ。

個人的に使いやすいのはマジックテープかな~。どっちでも大差はないけど。

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T-ID108Vスターターキット

  • インパクトドライバ本体
  • バッテリ(1.5Ah)
  • 充電器
  • No.2(+)ビット
  • 取扱説明書
  • ソフトケース
T-ID108V本体

1.5Ahバッテリー取り付け時。

丸っこいフォルムで可愛らしい。

T-ID108Vの重さ

1kgを切る重さで、軽い機種の多いインパクトでもだいぶ軽い方ですね。

T-ID108Vの手持ち感

妻に持ってもらっても、軽くてこれなら扱えそうとのこと。(画像の手は自分です)

どうせなら、もうちょっと持つところが細い方がいいな

DCMドライバドリルの「T‐DD108V」も、マキタの「TD090D」「DF030D」もそうなのですが、差込式バッテリーは構造上どうしてもグリップ部分が太くなりがち。

手が小さい人にとっては、長時間握っておくにはちょっと太めで疲れやすいかなといったところ。

扱えないわけでは無いので、そこまで心配する必要はないかと思います。

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各種機能は無し

機能内容
モード設定非対応
ビットワンタッチ取り付け非対応
防水・防塵非対応
Bluetooth通信非対応

そこまで求めるのはさすがに酷ですが、一応。

インパクトの上位機種に搭載される、上の表のような機能は未対応です。

ちなみにマキタの「TD090D」も全て非対応。

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類似機種マキタTD090Dとの比較

T-ID108VとTD090Dの比較

同じ10.8Vの類似機種「TD090D」と比較してみます。

TD090DT-ID108V
モータブラシモータブラシモータ
最大トルク値90N・m90N・m
最大回転数2,400回転/分2,200回転/分
最大打撃数3,000回/分2,700回/分
モード切替無し無し
その他機能LEDLED

トルク値は同じ90N・mで駆動部はどちらもブラシモータ、搭載している機能はLED。

異なる点は最大回転数と打撃数で「TD090D」の方が上

これは作業効率的にはTD090Dの方が上ということになりますが、初心者の方の扱いやすさで言えば『T-ID108V』の方が上。

回転数が速い=ビットが早く回る。打撃数が多い=より多くの打撃を加える。ですが、慣れてない方にとっては早い・多いが反対にデメリットになることも。

車の運転に慣れてないのに速度上げて運転すると危ないのと同じで、インパクトも扱いに慣れていないと、有り余るパワーで、作業に失敗してしまう可能性があります。

ネジを舐めてしまったり(+溝がつぶれてネジを回せなくなる)、ネジの頭を飛ばしたり、回し過ぎてネジ山をつぶしてネジがきかなくなったり、そのせいで折角の作品を傷付けてしまったり、といった失敗が起きてしまいます。

どちらもトリガーの引き具合で回転数を調整できる無段変速機能はありますし、最大回転数・打撃数はあまり大きな差ではないですが、どちらか、と言えば初心者の方が扱うには、「TD090D」よりも『T-ID108V』の方ですね。

ゆっくりの方が良いから、DCMの方を使おうかな。

実際に使ってみる

コーススレッドやらピアスビスやら試し打ち

トルクが弱く、最大回転数/打撃数も控えめのため、ネジの打ち込みには時間を要してます。

が、実際に使ってみて、やはり前述したように、打ち込み過ぎといった失敗はしにくい機種になってます。

T-ID108Vのトルク値

トルク値を他の機種と比べると上のグラフの通り。

7.2Vはペン型インパクトなので置いといて、マキタ・HiKOKIの中に入れば最弱。

だけど、コンパクトで取り回し良しなので、ハード作業を必要としない人にとっては必要十分かと思います。

簡単なDIYしかしない私が使う分には十分。
マキタのTD002Gとかパワーありすぎて怖すぎ。

コーススレッド120mmのビス打ち速さ

当ブログでは120mmのコーススレッドのビス打ち速さで各機種を比較。

※木材硬さの違いや、トリガーの引き方の微妙な違い等の条件で誤差は多少あるかと思いますが、参考までに。

T-ID108Vのビス打ち速さ

120mmコーススレッドの打ち込みに11秒ちょっと。

さすがにプロの方が扱うと、「手で締めた方が早いんじゃないか」と思われるかもしれない(そんなわけない)作業スピードです。

といっても類似機種のマキタ「TD090D」も10秒ちょっと。ほぼ変わらないですね。

T-ID108Vのメリット・デメリット

というわけで、情報をまとめると。。。

メリット デメリット

とにかく安い!
パワー/作業効率は低め
デザイン性高め ちょっとグリップ太め
マキタ品と同等性能を搭載 マキタ・HiKOKIに比べると信頼性低め

というわけで、冒頭にも記載してましたが、『T-ID108V』をオススメできる人は

こんな方にオススメ♪

  • 簡単な製作や組み立てメインのDIY使い
  • 有名メーカ品にこだわらない
  • どうせならオシャレな工具がいい

別の機種が良さそうな方

  • デザイン性は気にしない。有名メーカに絶大なる信頼を置いている。
    ⇒マキタの「TD090D」
  • ハード作業がメイン(長ビスを大量に打つ)
    ⇒マキタの「TD111D」、HiKOKIの「WH12DD」「WH12DCA」

なお、騒音を気にする場合はドライバドリルを

ちなみに。。。

インパクトは打撃を加えてネジを締めていくので、その時にえげつない音がします

DCMのインパクトとか関係なくインパクト全般です。

上の動画で見てもらえれば「だだだだだだだだだだだあだあ!」と騒音を吐き散らかしているのはお分かりいただけると思います。

もし、インパクトかドライバドリルか悩んでいて、「音が大きいのはちょっと、、、」という方は、ドライバドリルの方が良いかと。

作業しながら「大丈夫かな?隣人切れてないかな?」と心配しながらだとDIYも楽しくないですし、精神衛生上良くないですからね。

DCMドライバドリル「T-DD108V」のレビューはコチラ↓
DCM製T-DD108V_評価レビュー(電動ドライバドリル)

まとめ

T-ID108V_DCMインパクトドライバ

ということで今回は『T-ID108V』をレビューしました。

パワー/作業効率はそこまで、ではあるもののDIYを楽しむには十分な機種

価格もマキタ類似機種よりも数千円お得ですし、使用頻度がそこまで高くないのであれば、故障のリスクも低いですし、結果コスパも良くなるかと思います。

DCMシリーズで電動工具を揃えて、キレイにディスプレイすればそれをツマミに缶チューハイ1本ぐらいはいけそうですしね。

それでは。みなさんが自分に合った電動工具に出会えることを願って。

  • この記事を書いた人

ode

主にマキタ(makita)とハイコーキ(HiKOKI)の電動工具をひたすらに買いレビューするという、アタオカな30代。 元々は電動工具ってどれ選んだらいいねん!と自分が毎回悩んでいたことから始めてみた、レビューブログ。 少しでも皆さんの工具選びの参考になれば幸いです。 元マキタ信者。今はHiKOKIのマルチボルトの魅力に触れ絶賛二股中。

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