電動工具の中でも特に機種数の多いインパクトドライバ。
各社がしのぎを削り、ユーザーに合ったインパクトをそれぞれ開発してますが、いかんせん機種数が多すぎて選びきれない。。。
本記事ではそんな方のために、プロ用・DIY用のオススメ機種をご紹介いたします。
初心者DIY・軽負荷作業のオススメインパクトドライバ
【HiKOKI:10.8V】FWH12DAL
これからDIYを始める方に一番オススメしたいのが、HiKOKIのDIYモデル「FWH12DAL」。
国内の2大メーカの一つであるHiKOKI製でありながら、バッテリ2個・充電器付が約1万円で手に入るコスパばっちりのインパクトドライバ。
最大トルク値は110N・mとDIYには十分ながらパワーを持ち、本体重量も約1kgと非常に扱いやすくて初心者向き。
DIY向けとはいえ付属のバッテリはプロ用工具とも共用可能なため、インパクト以外のプロ工具とのバッテリ共用、将来的なプロ工具以降がスムーズ。
DIYの入門機としてはばっちりなインパクトドライバになってます。
【HiKOKI:18V】FWH18DA
FWH12DALよりもちょっとお値段は上がりますが、こちらも当ブログオススメのHiKOKIの18V・DIYモデル「FWH18DA」。
トルク値は140N・mとFWH12DALよりも強く、より楽にビスの打ち込みが可能です。
バッテリ1個と充電器付の「FWH18DA(BG)」なら約12,000円、バッテリ2個と充電器付の「FWH18DA(2BG)」で約14,000円前後ですが、こちらもプロ用工具とバッテリは共用可能。
18Vの電動工具は10.8Vのそれよりも種類が豊富で、様々なプロ工具用のバッテリとして使用可能であり、DIYの幅をかなり広げてくれます。
これからDIYを始める方でも明確に電動工具を集めていきたいとの願望をお持ちのかたは、将来も見据えて「FWH18DA」の方をオススメします。
買うなら「FWH18DA(2BG)」がオススメ。バッテリ1個が+2千円は破格!
【makita:7.2V】TD022D
配電盤のネジ締めや小ねじの締め付けなど、軽負荷作業だけという方であればペンインパクト「TD022D」がオススメ。
最大トルク値は25N・mとインパクトとしては低いですが、その分、ペン型最大の特徴である使いやすさを存分に折り込んだ機種。
ストレート形状/ピストル形状の変形もでき、狭所でも楽に作業可能なスマートインパクトです。
カラーバリエーションも豊富(青・黒・白・オリーブ)で、セット品ならアルミケースが付属しており、保管・持ち運びにも便利です♪
中級DIYer・プロ用(セカンド機種)にオススメインパクトドライバ
【HiKOKI:10.8V】WH12DCA
HiKOKI独自のトリプルハンマー採用で、170N・mのトルク値をもち、10.8Vとは思えないビス打ち感。
DIYモデルでは満足できていない方におすすめのHiKOKI・10.8V「WH12DCA」。
36Vのフラグシップ「WH36DC」と比較しても全然見劣りしない性能で、各種モード切り替えを搭載。
IP56にも対応し現場作業にも安心のインパクトドライバ。
ただ本体のみで15,000円前後と、お値段が少々お高めということが難点。。。
【makita:10.8V】TD111D
マキタ使いの方にオススメしたいのは10.8Vハイエンドモデル「TD111D」。
135N・mの最大トルク値を持ち、駆動部にはブラシレスモータを採用した省メンテ機種。
強・弱・楽らくモードの切り替え機能を有し、非常に扱いやすくなっていますが、現場用として使うのに気を付けたいのは防じん・防水機能が無い点。
本体のみで約13,500円ということもあり、マキタにこだわらないのであればもうちょっと(+1,500円)頑張ってHiKOKIのWH12DCAの方が満足度は高いかも。が当ブログとしての意見です。
【DCM:18V】ID‐180D
マキタ・ハイコーキにこだわらない方へのオススメはDCMの18V「ID-180D」。
ホームセンターブランドながらブラシレスモータ搭載で190N・mの高トルク機種。
3段階のモード設定機能付きで使い勝手の良いインパクトドライバとなってます。
バッテリ1個と充電器付のスターターキットが約15,000円、本体のみなら10,000円弱で手に入るお買い得品です。
同バッテリでDCM18Vシリーズの丸ノコ、ディスクグラインダ、ブロワ、レシプロソー、刈払機にも使用可能となっており、お得に電動工具を集めたい方にオススメ♪
プロ用(メイン機種)オススメインパクトドライバ
【makita:18V】TD173D
マキタ18Vのフラグシップにして、現マキタ・ハイコーキのインパクトでのビス打ち最速機種(当ブログ調べ)である「TD173D」(全5色)。
111mmのヘッド長ながら、180N・mの最大トルク値を持ち、8種類の動作モードで作業効率もUP。
全周LEDの採用、バッテリの配置見直しによる重心位置の最適化、操作パネルを後方に配置することでの操作性の改善など、使いやすさも追求された一品。
これを持っておけば、まず間違いない。
【HiKOKI:36V】WH36DD
HiKOKIの36V(マルチボルト)フラグシップモデル「WH36DD」(全5色)。
2024年2月に発売された最新機種で、最大トルク値200N・mのパワーを持ち、モード切替機能も装備しながら、IP56に準拠しており、屋外や粉塵内での作業にも安心のハイコーキ現機種最高モデル。
BSL36A18BX等のBluetooth対応バッテリを装着すればスマホアプリと連携して、スイッチの遊び量や回転数などを自由に調整可能なカスタマイズ機能搭載。
旧型の「WH36DC」も良機でコスパ抜群でしたが、そこに更に「細ビスモード」を新規搭載することで、繊細な作業にも適応した進化を遂げたまさにフラグシップモデル。
マルチボルトユーザーなら「WH36DD」がオススメ。
【makita:40Vmax】TD002G
マキタ・HiKOKIの中で最も最大のトルク値を誇る40Vmaxフラグシップモデル「TD002G」。
モード切替機能はもちろん、IP56準拠した至極の1品。
マキタインパクトドライバの中で唯一デュアルスプリングテクノロジーを採用し、素早さと力強さを両立。
また、Bluetoothアダプタ「ADP11」(別売品)を使用すれば、スマホアプリと連携して各モードの回転数やソフトスタート設定、打撃時間をカスタマイズ可能。
ただ、そのアダプタ「ADP11」が約1万円するのがネック。
「TD173D」が登場した今、カスタマイズに心が躍らないのであれば、「TD173D」で十分かなと思います。
まとめ
ということで、本ページではDIY・プロ向けにそれぞれオススメのインパクトドライバを紹介しました。
現場作業・DIYでは欠かせないインパクトドライバであるがゆえ、各社様々な機種をラインナップしており、その特徴も様々。
本ページの内容が、インパクトドライバ購入をお考えの方の参考になれば幸いです。