今回ご紹介するのはマキタ製14.4Vコードレスクリーナー『MCL143D』。
DIYerにはお馴染みのライトバッテリ専用機で、ドライバドリル「MDF347D」やインパクトドライバ「MTD001D」とバッテリが共用できるホーム向け機種。
いわゆるプロ向けの14.4Vバッテリ(BL1460BやBL1430Bなど)は使えないので要注意です。
ライトバッテリ対応機種としては唯一のコードレスクリーナーでライトバッテリをそのまま使いたいなら選択肢は本機種のみ。
今回はそんな『MCL143D』についてレビューしていきます。
こんな方にオススメ♪
- 既に14.4Vライトバッテリ環境が整っている
- もしくはライトバッテリの他の機種含めて集めていこうと考えている。
- ちょっとぐらい音大きくも大丈夫。

別の機種が良さそうな方
MCL143Dの立ち位置
14.4Vライトバッテリ対応としてコードレスクリーナーは『MCL143D』のみ。
そのため、ドライバドリル「MDF347D」やインパクトドライバ「MTD001D」などで14.4Vライトバッテリと共用したいとお考えの場合、選択肢は『MCL143D』のみ。
『MCL143D』はトリガスイッチ式&カプセルタイプとなっており、

トリガスイッチでこまめにON・OFFするより、スイッチONの1回で連続運転してもらった方が良い。
とか

カプセル式よりも紙パック式で簡単にポイっとゴミ捨てを済ませたい。
とかであれば、14.4Vライトバッテリからは離れざるを得ないです。
その場合は、10.8Vの「CL107FD」(紙パック&ワンタッチ)や「CL108FD」(カプセル&ワンタッチ)、もしくは18Vの「CL181FD」(カプセル&ワンタッチ)などのご検討を。
MCL143Dのラインナップ

『MCL143D』のセットラインナップは
①本体のみ(末尾がZ)
②1.5Ahバッテリ&充電器付き(末尾がS)
③2.0Ahバッテリ&充電器付き(末尾がSA)
の3種類。
本体色は白+エメラルドグリーンの組み合わせ1種類のみとなってます。
MCL143DZ:本体のみ


本体色 | 白+グリーン |
バッテリー | 無し |
充電器 | 無し |
サイクロン | 無し |
集塵用品 | フィルタ/プレフィルタ(内蔵) |
その他付属品 | サッシノズル、取扱説明書 |
MCL143DS:本体+1.5Ahバッテリ+充電器


本体色 | 白+グリーン |
バッテリー | BL1415G×1個 |
充電器 | DC18SG |
サイクロン | 無し |
集塵用品 | フィルタ/プレフィルタ(内蔵) |
その他付属品 | サッシノズル、取扱説明書 |
MCL143DSA:本体+2.0Ahバッテリ+充電器


本体色 | 白+グリーン |
バッテリー | BL1420G×1個 |
充電器 | DC18SG |
サイクロン | 無し |
集塵用品 | フィルタ/プレフィルタ(内蔵) |
その他付属品 | サッシノズル、取扱説明書 |
MCL143Dの価格帯

ラインナップ | 定価 | ネット価格 |
---|---|---|
MCL143DZ (本体のみ) | 10,200円 | 7,300円 |
MCL143DS (1.5Ahバッテリセット) | 22,300円 | 14,900円 |
MCL143DSA (2.0Ahバッテリセット) | 23,300円 | 16,800円 |
ライトバッテリ14.4Vを既にお持ちであれば本体のみ『MCL143DZ』の購入で約7,300円。スペック的に近い10.8Vの「CL106FD」が5,500円程度なので、ちょっと割高な感じは否めないですが、14.4Vライトバッテリを既にお持ちの場合は『MCL143D』しか選択肢は無いので、ちょっと割高でも致し方なしです。
バッテリ持ってない場合には『MCL143DS』(1.5Ahバッテリ付)か『MCL143DSA』(2.0Ahバッテリ付)になるわけですがそれぞれ14,900円と16,800円。
0.5Ahバッテリ容量が上げるためにで2,000円払うのはコスパ悪すぎなので、選択するとすれば『MCL143DS』(1.5Ah付)で十分。それでも、「CL106FDSHW」(1.5Ahバッテリ付)が13,500円で購入可能なので、やっぱりコードレスクリーナーのために14.4Vライトバッテリを揃えるのはコスパ悪しです。
他のライトバッテリ機種も含めて揃えていくのであれば、一考の余地はありますが、当ブログとしてはライトバッテリは使える機種が少なすぎるので10.8V機種(「CL106FD」や「CL108FD」)を選択する方が将来的にも断然オススメです。
\MCL143Dの最新価格は以下からチェック/
MCL143Dの基本スペック
外観

今回購入したのは2.0Ahバッテリと充電器がセットになった『MCL143DSA』。
14.4Vライトバッテリの2.0Ah持ってなかったのでこの機会についでに購入♪


使えるバッテリあるのにわざわざ買ったの?
( ・∀・)


全体像はこんな感じ。
マキタとハイコーキのコードレスクリーナーの中で唯一カプセル部分がスケルトンになっており、どれだけゴミが中に溜まったかを確認できるのは良い点♪
ただ、反対に中のゴミが見えるのが嫌との意見もあったりなので、ここは表裏一体ですね。

装着バッテリ | ノズル無し | ノズル有り |
---|---|---|
バッテリ無し | 800g | 約1.0kg |
BL1415G(1.5Ah) | 1124g | 約1.4kg |
BL1420G(2.0Ah) | 1128g | 約1.4kg |
バッテリ1.5Ah・2.0Ahどちらも、ノズルまでつけて1.4kgとなっており、マキタコードレスクリーナーの中では平均よりちょっと軽いかな?ぐらい。
この重さなら長時間使用しても疲れやすいといったことはないですね。

持ち手はプラスチック素材そのままで、上位機種の様にラバー仕様になってないです。
なので若干持ち手が滑りやすくはありますが、そこまで気にするところでは無いですね。

スイッチ

スイッチはトリガタイプなのでこまめにON・OFFしながら掃除したい人向き。
長時間連続で運転するとスイッチをずっと握りしめておかないといけないのでやや指が疲れやすいのはデメリット。
集塵タイプ

吸い取ったゴミはそのまま本体内部に溜まっていくカプセルタイプ。
ゴミ捨ての際はカプセルをひねって取り外して、中のゴミをポイっとするだけ。紙パックの取付とかの余計な手間はかかりません。
カプセル式だとゴミ捨ての時に細かいホコリが舞ったり、見たくないゴミが見えたり、紙パック式だと紙パックのままポイっ♪ができて衛生的ではあります。

また内蔵しているフィルタはプレフィルタとフィルタの2段構成になっており、定期的なメンテナンスが必要。
フィルタが目詰まりすると吸引力が下がってきます。

プレフィルタは汚れてきたら水で丸洗い、フィルタは汚れてきたら新しいものと交換(1,2回なら水洗いして使うことも可能っちゃ可能)。


個人的にはフィルタ交換するタイミングで、上位機種で採用されている高機能フィルタに交換するのがオススメ。
ややこしいフィルタ2段構成から解放されるし、集塵効率も上がって排気もキレイになります♪

サイクロンユニットの取付

『MCL143D』では、サイクロンアタッチメント(別売)を後付けすることも可能。
サイクロンアタッチメントを取り付けると、吸い取ったゴミはアタッチメントのゴミカップに溜まっていくため、ゴミ捨て時にノズルやカプセルを本体からいちいち取り外すことなく、ゴミカップを外すだけでゴミ捨てが可能♪
また、細かいチリやホコリがサイクロンで取り除かれ本体内部へはキレイな空気しか入っていかないため、フィルタの汚れるスピードが格段に落ち・メンテナンスが非常にラクに。
ただ、元々『MCL143D』の吸引力はそれほど高くないことに加え、サイクロンを取り付けることで更に吸引力が下がってしまうので、サイクロン付ではやや吸いが悪いな~と思いながら掃除することになります。。。
サイクロンユニットにはパイプ固定有りverと無しverがありますので購入時には要注意です。
『MCL143D』はパイプ固定無しになります。
ロングタイプ:A-67169
ショートタイプ:A-72475


性能測定
騒音値

『MCL143D』の動作音は約92dB。あくまでも当ブログ調べではありますが、マキタ・ハイコーキのコードレスクリーナーの中で一番うるさい機種との結果に。。。
しかも、トリガスイッチ式で常にフルパワーで動くか止まるかで、強弱設定もできないため、他機種の様にちょっと静かに掃除したいから弱モードで・・・なんてこともできない。
環境的に音に関して敏感なようであれば、他機種を選択された方が良き。
買ったはいいけど音大きくてなかなか使いずらい。。。は、あまりにももったいないですからね

静かな機種を求めるなら18Vや40Vmaxのハイスペック機種(「CL284FD」とか「CL001G」)がオススメですが、かなり価格が上がってしまうので、弱モードで静かに動かせる10.8Vの「CL108FD」が次にオススメですね。
吸引力

プロット形状はサイクロン種類を表す:●印→サイクロン無し、■印→サイクロン(ロング)、♦印→サイクロン(ショート)
プロット色はモード種類を表す: 青→パワフル、オレンジ→強、緑→標準
吸込仕事率は、掃除機の吸込力の強さをW(ワット)で表すもので、次の計算式によって算出されます。
「吸込仕事率」ってなに? | 三菱電機 よくあるご質問 FAQ
吸込仕事率=真空度×風量×0.01666※
真空度…ゴミを浮き上がらせる力
風量…浮き上がらせたゴミを運ぶ力
※ JISで規定している換算係数
上の式内にある風量は「風速×面積」で表されるため、上の「風速-真空度」のグラフでは右上に行けば行くほど、吸引仕事率は高くなります。
カタログ値通り、他機種と比べてやはりパワーはかなり低いので、人によっては「あんまり吸ってくれないな」と感じてしまう可能性ありです。

他機種との比較
CL106FD (マキタ‐10.8V) |
MCL143D (マキタ-14.4Vライト) |
|
外観 | ![]() |
![]() |
集塵方式 | カプセル | カプセル |
容量 | 600ml | 600ml |
スイッチ | トリガ | トリガ |
吸込仕事率 | 19W | 17W |
1充電使用量 | 16分 ※BL1015使用時 |
22分 ※BL1415G使用時 |
質量 ※ノズル・パイプ除く |
0.98kg | 1.1kg |
定価(税別:本体のみ) ※2025年2月時点 |
6,500円 | 10,200円 |
発売年月 | 2016年9月 | 2018年5月 |
マキタ10.8V‐CL106FDと比較

マキタの10.8V機種で同じトリガスイッチ&カプセル式の「CL106FD」と比較。
吸引仕事率は『MCL143D』が17W、対する「CL106FD」が19Wで若干ですが「CL106FD」に軍配。ただ、実使用上は気づかないレベルの差でしかないです。

ノズル、内蔵フィルタ、スイッチ構造については全くの一緒。
LEDに関しては『MCL143D』は無し。部屋の隅・家具の隙間などや廊下などの薄暗い箇所では「CL106FD」の方が掃除しやすいです。
『MCL143D』の優れているのは、カプセルが半透明なので中にどれだけゴミが溜まっているのか、ゴミ捨てのタイミングが分かりやすい点。
ということでスペック的には大きな差はなし(若干「CL106FD」の方が上?)といったところ。
価格的には先に述べたように『MCL143DS』(1.5Ahバッテリ付)で14,900円、「CL106FDSHW」(1.5Ahバッテリ付)で13,500円となっており、バッテリの使い回せる工具の種類含めて、新しくわざわざ14.4Vライトバッテリに行く必要は感じないですね。。。
既に14.4Vライトバッテリを持っているのであれば、『MCL143D』でも使い勝手は十分に良いので本体のみでの購入は全然アリです。
実際に使ってみる
床の素材 | ゴミの種類 |
---|---|
フローリング | 紙くず、重曹 |
畳 | 重曹(砂の代わり) |
絨毯 | 糸 |
タイルカーペット | 紙くず |

カタログ上の吸引仕事率は「17W」、他の機種と比較すると中央値よりも若干弱いぐらい。
ボルトやナットのお試し吸いではそこそこ。実際に各種ゴミを吸ってみての所感はそこまで弱い感じはしなかったですね。
上位機種の様にノズルよりちょっと離れた箇所まで勢いよく吸ってくれるわけでは無いですが、通常の掃除においては十分な能力かと。
MCL143Dのメリット・デメリット
というわけで、情報をまとめると。。。
メリット | デメリット | ||
〇 |
トリガスイッチ式で好きなタイミングで即座にON・OFFしやすい。 | ✕ |
動作音が大きく、常にフルパワー状態で、静かに使いたいとの要望に応えられない。 |
〇 | DIY向けライトバッテリ機種とバッテリが共用 | ✕ | バッテリから揃えるにはコスパが悪く、将来性も薄い。 |
〇 | スケルトン構造でゴミ捨てのタイミングが分かりやすい。 | ✕ | CL106FDとスペックほぼ同等だが、CL106FDの方が安く揃えられる。 |
というわけで、冒頭にも記載してましたが、『MCL143D』をオススメできる人は
こんな方にオススメ♪
- 既に14.4Vライトバッテリ環境が整っている
- もしくはライトバッテリの他の機種含めて集めていこうと考えている。
- ちょっとぐらい音大きくも大丈夫。

別の機種が良さそうな方
まとめ

ということで今回は『MCL143D』をレビューしました。
既に14.4Vライトバッテリ機種を使っている人でバッテリを共用するなら唯一の選択肢となる機種。
反対に14.4Vライトバッテリをまだ持っていない人にとってはコードレスクリーナーのためにバッテリから集めるにはコスパが悪いかなと。
他のライトバッテリ機種に魅力を感じていればいいですが、そうでなければ10.8V機種や18V機種で検討された方が将来的にコスパも満足度も高くなるかなと思います。



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