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【現ジグソー最高峰機種!!JV182Dとの比較も】JV002Gレビュー・マキタ40Vmax充電式ジグソー_JV002GZ,JV002GRDX

今回ご紹介するのはマキタ製40Vmaxジグソー『JV002G』。

マキタ電動ジグソーのラインナップ_JV002G

2023年10月に登場した国内初の40Vmaxジグソーで、従来の18Vモデルと比較し切断速度が20%向上、ベース面積拡大によるバタつき軽減により、安定かつ効率的な作業を実現♪

今回はそんなジグソー界のキング『JV002G』をレビューしていきます。

こんな方にオススメ♪

  • とにかく現ラインナップで一番性能がいいジグソーが欲しい
  • マキタ18V「JV182D」やHiKOKI「CJ36DA」を持っていない。

別の機種が良さそうな方

  • JV182D」や「CJ36DA」を持ってる。
    ⇒わざわざの買い替え不要。
  • DIY用途またはプロライトユーザ
    ⇒マキタ18V「JV184D」、マキタ10.8V「JV103D

JV002Gのラインナップ

JV002GZ:本体のみ

本体色マキタブルー
バッテリー無し
充電器無し
収納ケース無し
付属ブレードマキタB‐10(木工用)×3本
マキタBR‐13(木工用)×3本
マキタB-22(鉄工用)×3本
その他付属品プレートカバー
刃口板

JV002GRDX:フルセット

本体色マキタブルー
バッテリーBL4025×2個
充電器DC40RA
収納ケースハードケース
付属ブレードマキタB‐10(木工用)×3本
マキタBR‐13(木工用)×3本
マキタB-22(鉄工用)×3本
その他付属品プレートカバー
刃口板

JV002Gの価格帯

JV002Gは各種ジグソーの中で最も高価
ラインナップ定価Amazon価格
JV002GZ45,300円32,000円
JV002GRDX104,700円72,000円
JV182DZK44,800円32,000円
CJ36DA(NN)48,300円31,500円
Amazon価格は2024年6月調べ時点

 本体のみ『JV002GZ』で販売価格:約32,000円とフラグシップモデルだけあってジグソーの中でも最も高価な部類。

バッテリ&充電器も一気に揃えようとすると『JV002GRDX』で約72,000円となかなか簡単には手を出せない金額になっちゃいます。

ただ、性能が近い他の機種「JV182D」「CJ36DA」と比較して高いかというとそうでもなく、違いは数百円ほど

なので、価格面からみると、ご自身のお手持ちバッテリ環境で選んでOKですね。

\JV002Gの最新価格は以下からチェック/

JV002Gの基本スペック

外観・基本スペック

マキタ40Vmax充電式ジグソーJV002Gの箱外観

今回購入したのはジグソー本体のみの『JV002GZ』。

楽天市場で約32,000円で購入しました。

JV002Gのセット内容

内容物はというと↑こんな感じ。

マキタの純正ブレードが木工用×2種・鉄工用ブレードが標準付属となっているので、購入後にすぐ作業に入れます。

純正ブレードは切れ味抜群です♪

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JV002GZのセット内容

  • ジグソー本体JV002G
  • ブレード3種×各3本(木工用B‐10,木工用BR-13,鉄工用B-22)
  • カバープレート
  • 刃口板※写真に写ってません。。。
  • 取扱説明書
JV002Gの本体外観

BL4025バッテリ取り付け。

見た目は18Vの従来機「JV182D」とほとんど変わらないです。

BL4025取り付け時のJV002Gの質量は2700g

重さは2.7kgとなっており、ジグソーとしては割と重めの部類。

基本的に材料に置いて使うジグソーなので、重い分安定感が増します

JV002Gの手持ちイメージ

ブレードの種類・取り付け方法

JV002Gへのブレード取付は工具レスのワンタッチタイプ

ブレードはBタイプでワンタッチ取り付け対応です。

ブレードを取り付けるときは差し込むだけで自動でロックが掛かり、取り外しの時はレバー(グレーのプラスチック箇所)を引くだけでブレードのロックが解除。

いちいち六角レンチを取り出して・・・の作業は一切不要です♪

騒音値

JV002Gの無負荷時の動作音は100dBと各種ジグソーの中でも大きい方

JV002G』の無負荷時の動作はだいたい100dBと動作音は結構大きいです。

住宅街や集合住宅等では使う時間帯等は気に掛けた方が良いですね。。。

スピード調整・オービタル・稼動ロック

JV002Gの各種スイッチ
機能内容
スピード調整方法ダイヤル+トリガ
オービタル機構切+3段階
稼動ロック主電源スイッチ
ロックオンスイッチ

スピード調整方法

ブレードの上下スピードはダイヤル及びトリガの引き具合で調整可能。

ダイヤルで最高速を決めるので、材料によってトリガの引き具合で微調整する必要が無く、扱いが簡単

トリガ操作に慣れた玄人の方々にも扱える一品です。

オービタル機構

オービタルは材料に合わせ0(切)とⅠ~Ⅲの4段階で設定可能。

オービタル設定用途
0(切)軟鋼板・ステンレス・プラスチックの切断
木材・合板のキレイな切断
軟鋼板・アルミ・硬質木材の切断
木材・合板の切断
アルミの高速切断
木材・合板の高速切断

稼動ロック

主電源スイッチ不意の起動を防いでくれる安全機能
ロックオンスイッチスイッチONにてトリガから手を離しても
運転を継続してくれる便利機能

ロックオンスイッチは安価な機種でも搭載されることが多いので割愛。

主電源スイッチはその名の通り電源ON/OFFスイッチで、電源をONするまではトリガーを引いても動き出すことは無いので、意図せずにブレードが動き出して怪我をしたり、材料を傷つけたりする可能性を抑えてくれます。

ON後にもう一回主電源スイッチを押すことで電源OFFはもちろん、電源ONのまま約10秒間放置すると勝手にOFFとなるので、OFFし忘れによる不意の起動も防いでる安全機能です。

一回一回スイッチを押さないといけないのはやや手間ですが、後悔先に立たず。安全第一です。

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その他便利機能

JV002Gは搭載機能豊富
機能内容
ソフトノーロード機能有り
ソフトスタート機能有り
ブロワ機能有り
電子制御有り
低振動設計有り
防じん・防水IP56・APT
LED2灯
電気ブレーキ有り

ソフトノーロード機能

JV002G搭載のソフトノーロード機能
出典:JV002G | 株式会社マキタ (makita.co.jp)

動作時の負荷を検知し、部材に刃が当たっていない時はストローク数を抑制する機能。

切断しているとき以外の騒音を抑えてくれるのに加え、振動も抑えられるので切り始めの墨線合わせもやりやすくなります。

部材が当たって負荷がかかると回転数が上がってきます。※本機能は特定操作で解除可能。操作方法は取説に書いてあります。

低振動設計

JV002Gではバランスプレートがロッドと反対方向に動くため、手に伝わる振動を軽減
JV002G | 株式会社マキタ (makita.co.jp)

JV002G』では中にバランスプレートを搭載し低振動を実現。

動作時にロッド(ブレード)と逆方向にバランスプレートが動き、振動を相殺。

振動による墨線ズレや、長時間使用による疲労を軽減してくれます。

防じん・防水

防じん・防水規格であるIP56対応で雨や粉塵が多い環境でも安心して使用可能。

IP保護レベル
第一特性数値:5(粉塵等)粉塵の侵入を完全に防止することはできないが、機器の正常な運転を阻害しない
第二特性数値:6(水)いかなる方向からの暴噴流の水によっても有害な影響を受けない。

他機種との比較

HiKOKI「CJ36DA」との比較

JV002GとHiKOKIのCJ36DAの比較

HiKOKIの36V「CJ36DA」と比較してみます。

CJ36DAJV002G
電圧36V36V(40Vmax)
切断能力(木材)135mm135mm
ブレード方式BタイプBタイプ
ブレード取付ワンタッチワンタッチ
主な機能速度ダイヤル調整
ブロワ機能
オートモード

定回転制御
速度ダイヤル調整
ブロワ機能
ソフトノーロード
IP56
定回転制御
主な販売価格31,500円32,000円

JV002Gの一番のライバル機であろうHiKOKIの36V「CJ36DA」。

切断能力や主な機能はほとんど同じで、価格も大きな違いは無し。※若干「CJ36DA」の方が安い感じは受けますが、それでも数百円レベルです。

判断材料としては防じん・防水機能ぐらいで、屋外・粉塵環境での作業が多い場合はマキタ『JV002G』を選択する方が安心。

あとはもうほとんど変わらないので、自身のバッテリプラットフォーム次第ですね。

マキタ18V「JV182D」との比較

JV002Gとマキタ18VジグソーJV182Dの比較

マキタの18V「JV182D」と比較してみます。

JV182DJV002G
電圧18V36V(40Vmax)
切断能力(木材)135mm135mm
ブレード方式BタイプBタイプ
ブレード取付ワンタッチワンタッチ
主な機能速度ダイヤル調整
ブロワ機能
ソフトノーロード


速度ダイヤル調整
ブロワ機能
ソフトノーロード
IP56
定回転制御
低振動設計
主な販売価格32,000円32,000円

JV002G』の従来機である18V「JV182D」。

切断能力やブレード方式など取り扱いには変化なしだが、防じん・防水や定回転制御、低振動設計など機能が向上し、また、プレートが『JV002G』で大きくなったことで安定した作業が可能となってます。

JV002Gは従来機と比較しベースプレートが拡大し、安定性が向上
JV002G | 株式会社マキタ (makita.co.jp)

それでいてお値段は『JV002G』と「JV182D」でほとんど変わらず、18V/40Vmaxのバッテリどっちも持ってるからどっちでもいい。なら『JV002G』の方ですね。

ただ、新たにバッテリプラットフォームを更新するだけの優位性はないので、18Vで環境が整っているなら「JV182D」で全然OKですし、おそらく18V人口の方が全然多いと思いますので。

実際に使ってみる

材料 厚さ 速度
SPF材 1×4材(厚さ19mm ) 6
2×4材(厚さ38mm) 6
ラワン合板 厚さ15mm 6
アルミ板 厚さ2mm 4
鉄板 厚さ3.0mm 4

さすがのマキタさんのフラグシップモデルだけあって、切断もスムーズですし、安心して作業可能。

2.7kgの重さと「JV182D」より広がったベースによって安定性も増しており、振動も少なく感じます。

JV002Gは各種ジグソーの中で切断スピード最速

ストローク幅とストローク数も現ラインナップジグソーの中でも最大で、切断スピードもかなり速いです。

JV002Gのメリット・デメリット

というわけで、情報をまとめると。。。

メリット デメリット

現ジグソーで最上性能・機能満載
JV182Dからわざわざ買い替えるだけの向上は見られず。
屋外・粉塵環境でも安心のIP56 動作音も最大レベル
18V従来機JV182Dと変わらない価格で購入可能 本体単品で30,000円を超える高価格

というわけで、冒頭にも記載してましたが、『JV002G』をオススメできる人は

今回はそんなジグソー界のキング『JV002G』をレビューしていきます。

こんな方にオススメ♪

  • とにかく現ラインナップで一番性能がいいジグソーが欲しい
  • マキタ18V「JV182D」やHiKOKI「CJ36DA」を持っていない。

別の機種が良さそうな方

  • JV182D」や「CJ36DA」を持ってる。
    ⇒わざわざの買い替え不要。
  • DIY用途またはプロライトユーザ
    ⇒マキタ18V「JV184D」、マキタ10.8V「JV103D

まとめ

マキタ40Vmax充電式ジグソーJV002G

ということで今回は『JV002G』をレビューしました。

とにかく、現時点で入れ込める機能は全部入れ、従来機よりも性能UPを施した最高峰機種。

DIY用途にはちょっと行きすぎなので、プロのジグソーヘビーユーザーの方に是非といったところ。

お値段は中々のものですが、コスパは悪くないです♪

関連部品

40Vmaxバッテリ

BL4020:2.0Ah

BL4025:2.5Ah

BL4040:4.0Ah

40Vmax高出力Fバッテリ

BL4040F:4.0Ah

BL4050F:5.0Ah

BL4080F:8.0Ah

40Vmax充電器

DC40RA ⇒ BL2025:フル充電28分

DC40RB(2本同時充電) ⇒ BL4025:フル充電28分

DC40WB ⇒ BL4025:フル充電130分

DC40WB(2本同時充電) ⇒ BL4025:フル充電130分

  • この記事を書いた人

ode

主にマキタ(makita)とハイコーキ(HiKOKI)の電動工具をひたすらに買いレビューするという、アタオカな30代。 元々は電動工具ってどれ選んだらいいねん!と自分が毎回悩んでいたことから始めてみた、レビューブログ。 少しでも皆さんの工具選びの参考になれば幸いです。 元マキタ信者。今はHiKOKIのマルチボルトの魅力に触れ絶賛二股中。

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