今回はマキタ18V電動ドライバドリル『DF486D』をご紹介。
マキタドライバドリルの各電圧の中で一番ラインナップの多い18V。
その頂点、フラグシップモデルとして君臨するのが『DF486D』になります。
18Vの中でも特出したパワー(140N・m)を持ちながら、従来機よりもヘッド長を20mm以上も小型化により取り回しやすさも向上。
そんな『DF486D』を今回はレビューしていきたいと思います。
こんな方にオススメ♪
- 価格よりも取り回しよりもパワー!
- コアビットを使う
DF486Dのラインナップ
『DF486D』のラインナップは本体とサイドグリップが付いた『DF486DZ』と、バッテリーや充電器・ハードケースまでついた『DF486DRGX』の2種類。
18Vのミドルクラス「DF484D」では本体色が黒のラインナップもありますが、『DF486D』ではマキタブルーの1色のみとなってます
DF486DZ
本体色 | 青 |
バッテリー | ー |
充電器 | ー |
収納ケース | ー |
その他付属品 | サイドグリップ、No.2(+)ビット、フック |
DF486DRGX
本体色 | 青 |
バッテリー | 6.0Ah×2個 |
充電器 | 付属 |
収納ケース | ハードケース |
その他付属品 | サイドグリップ、No.2(+)ビット、フック |
フラグシップだけあって価格はお高め
定価では『DF486DRGX』が87,400円。
実際にAmazonや楽天では時期による若干の変動はありますが、だいたい70,000円前後で手に入る。
18Vの他の機種「DF484D」や「DF487D」と比べると約2万円ほど高く、コアビットを使いたい等、本当に『DF486D』でないとダメといった状況じゃないとなかなか手を出しにくい。
さすがフラグシップ機。
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DF486Dの外観とサイズ・重量
外観・基本スペック
今回購入したのは『DF486DZ』。楽天で約29,000円でした。
内容物はこんな感じ↓
「DF***Z」はドライバドリル本体のみのラインナップですが、ちゃんとサイドグリップまで付属してくれてます。
バッテリー(6.0Ah)を取り付け。
「DF484D」よりも頭でっかち感が出てますが、フォルムは40Vmaxの「DF001G」と似ており、仕事できる感ありありです。
6.0Ahバッテリー搭載時で2.3kgと結構な重量。ここにサイドグリップ(約300g)が取り付くと2.6kgに。
グリップを付けると両手で持つ分、軽くはなりますが、それでも2.6kgはドライバドリルの中では重量級です。
グリップを取り付け。マキタのサイドグリップはHiKOKIのグリップと比べ、短くなっており、狭い場所でも扱いやすい。
長い方が少ない力で安定するんですが、個人的には短い方が扱いやすくて嬉しいですね。
実際に使ってみた感想
コーススレッド (木材:SPF材) | |
Φ4.2×65mm | ◎(余裕) |
Φ4.8×90mm | ◎(余裕) |
コーチスクリュー (木材:杉材) | |
Φ6×75mm | ◎(余裕) |
Φ9×75mm | ◎(余裕) |
ドリル穴あけ (木材:SPF材) | |
Φ21mm | ◎(余裕) |
Φ36mm | ◎(余裕) |
ホールソー穴あけ (木材:コンパネ) | |
Φ65mm | ◎(余裕) |
18V最強を誇るパワー
『DF486D』のカタログ上のトルク値は140N・m。18Vの中でもズバ抜けたパワーを持った機種です。
特にパワーが必要なホールソーでの穴あけでも回転の落ちを感じることなく、スムーズに作業可能。
パワーがある分、作業も早く、穴あけ回数が多いほど効率的に仕事ができる機種ですね。
取り回しはやはり、、、
約2.3kgと、連続で作業するには少々重すぎるかなと。
長時間使っているとさすがに手首、二の腕が疲れてきます。
サイドグリップはHiKOKIよりも短めで、つけたままでも振り回しやすいのでこの点はGOOD。
ただやはり、140N・mというパワーに必要性を感じないのであれば、「DF484D」のバランスの取れた機種の方が、満足度は高くなるかと思います。
価格もかなりお高めなので、自分に合った機種選びが重要ですね。
DF486Dのメリット・デメリット
というわけで、情報をまとめると。。。
メリット | デメリット | ||
〇 |
18V最強を誇るパワー | ✕ |
パワーに見合うだけの重量 |
〇 | コアビットにも対応 | ✕ | 取り回しは向上してきてるもののやっぱり下位機種より扱いづらい |
〇 | パワーの割に動作音が大きくない | ✕ | 本体のみでも3万円弱とやっぱりお高い |
というわけで、冒頭にも記載してましたが、『DF486D』をオススメできる人と他機種の方が良さような人はというと。
こんな方にオススメ♪
- 価格よりも取り回しよりもパワー!
- コアビットを使う
まとめ
ということで、今回は『DF486D』をレビューしました。
やはり18Vのフラグシップだけあってその性能は文句なしです。
これ1本持っておけば穴あけ、ネジ打ち作業で困ることはないでしょう。
流石にDIY用途ではハイスペック過ぎな気もしますが、サンディングコアを使う予定があれば選択肢としてありだと思います。
あとは価格と腕力とご相談ということで。
より最高級品が欲しいという方は40Vmaxの「DF001G」をば。