どうも。ode(@etool_navi)です。
今回はマキタの電動ドライバドリル『DF333D』についてレビューしていきます。(DF333DSHSはバッテリー1個/DF333DSHXはバッテリー2個とのセット品)
10.8V電ドラの中では安価であり、DIY初心者でも手を出しやすい『DF333D』。
性能としてはDF033Dとほとんど同じですが、違いはチャック仕様がキーレスチャックになっている点。(DF033Dは六角軸ビット)
ストレートシャンクを既に持っていて、コスパが良い電ドラをお探しの方に選択肢の一つになる商品となってます。
メリット | デメリット |
・価格が安い ・DIYに十分なパワー ・ストレートシャンクと六角ビットの両方が使える。 |
・同性能のDF033Dより若干価格が高い |
まずは『DF333D』について
基本スペック
まずは、『DF333D』の基本スペックから確認しておきましょう
項目 | 内容 |
最大トルク | 28N・m |
バッテリ | 10.8V(スライド式) |
クラッチ | 20段+直結 |
速度切替 | 有り(2段階) |
回転速度調整 | 無段変速 |
回転方向 | 正転・逆転 |
チャック仕様 | ワンスリーブ |
ネジ締め本数 | 130本(Φ4.1mm×38mm) |
LED | 有り |
ブレーキ機能 | 有り |
質量 | 1.1kg(バッテリー込) |
購入したDF333D
今回購入したのは電ドラ本体のみの『DF333DZ』。
バッテリーを持っていない方は『DF333DSHS』か『DF333DSHX』を購入するよう注意ください。
- 本体
適合バッテリーについて
『DF333D』に適合するバッテリーは以下の通り。
「Ah」はバッテリーの容量を示しており数値が大きいほど、持ちが良くなる反面、上の画像の通り、サイズは大きくなります(当然重さも)。
上記バッテリーは他の電動工具とも共用でき、全部で120モデルと互換があります。
インパクトドライバーやクリーナーなど他の工具とバッテリーを共用し、電動工具本体だけ購入する。
のが、お買い物上手ってわけです。
バッテリーは高価だから、同じバッテリーの工具を揃えるのが経済的♪
価格
以下は10.8Vのマキタさんの電ドラ定価です。
型名 | DF333D | DF033D | DF332D | DF030 | DF330D | |
定価 | 本体のみ | ¥10,80 | ¥8,800 (-¥2,000) |
¥17,500 (+¥7,700) |
¥8,400 (-¥2,400) |
¥11,100 (+¥300) |
セット | ¥25,80 | ¥23,800 (-¥2,000) |
¥39,300※ (+¥13,500) |
¥24,300 (-¥1,500) |
¥27,000 (+¥1,200) |
カッコ( )内の数値はDF333Dとの差額。セットはバッテリー×2、ハードケース。
※DF332Dのセットのみ、バッテリーが4.0Ah。その他は1.5Ah。
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実際に使ってみる
実際に木材へのネジ打ちと穴あけをしてみます。
使用木材 | 作業 | サイズ | 評価 |
SPF |
下穴あけ | Φ3mm | ◎ (快適) |
ネジ締め |
Φ4.2mm×65mm |
◎ (快適) |
|
Φ4.8mm×90mm | 〇 (問題なし) |
||
穴あけ | Φ21mm穴 | ◎ (快適) |
|
ウリン | ネジ締め | Φ4.2mm×45mm | △ (できはするけど) |
穴あけ | Φ10穴 | ◎ (快適) |
パワー(トルク)はDIY用途としては十分
『DF333D』の最大トルク値は28N・m。(カタログ値)
実際に使ってみた感じではハードウッドを施工したり、90mmほどの長いコーススレッドを打つなどをしなければ十分なパワーをお持ち。
パワーが強すぎると初心者の方やDIY女子の方には扱いにくかったりするため、結構ちょうどいいトルク値かなと感じてます。
軽量・安定した手持ち感
バッテリーを装着したときの重さは1090g、DF033Dと比べると130gほど重くなってます。(ドリルチャックの分ですかね)
グリップの形状や材質は他(DF033DやDF332D)と同じとなっており、安定したグリップ感。
ちなみに4.0Ahの大容量バッテリーを装着すると1260gと結構重くなってしまいます。
さすがに4.0Ahのバッテリーを装着した奴は持ちたくないかな~
騒音値はちょっと高め
空転時の騒音値は87dB。※当ブログ調べ
夜の作業はさすがに苦情がきそうですが、日中であればそこまで気にしなくていいレベルにはなってるかと思います。
どうしても騒音が気になる方はDF030Dがオススメ。
メリット/デメリット
以上、各機能と使ってみた感想からメリット・デメリットをまとめると
メリット | デメリット |
・価格が安い ・DIYに十分なパワー ・ストレートシャンクと六角ビットの両方が使える。 |
・同性能のDF033Dより若干価格が高い |
ラインナップ
『DF333D』の商品ラインナップは3種類。
本体のみの『DF333DZ』で既に10.8Vスライドバッテリーを持っている方向け。
本体・バッテリー(1個)・充電器・ソフトケースがセットになった『DF333DSHS』で一般的なDIYerにオススメ。
本体・バッテリー(2個)・充電器・ハードケースがセットになった『DF333DSHX』でハードな使い方をするDIYerにオススメ。
商品型式 | DF333DZ | DF333DSHS | DF333DSHX |
色 | 青 | 青 | 青 |
バッテリー | ー | 1個(1.5Ah) | 2個(1.5Ah) |
充電器 | ー | 〇 | 〇 |
ケース | ー | ソフトケース | ハードケース |
その他 | (+)ビット | (+)ビット | (+)ビット |
商品リンク |
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まとめ
ということで今回は10.8V電動ドライバドリルの中でコスパ良しの『DF333D』をレビューしました。
ストレートシャンクをお持ちの方、ハードウッドを扱うなどパワーが必要になる作業の予定が無い方にオススメできる電ドラ。
ただ、性能が同じでチャック仕様が違うDF033D(六角軸チャック)よりも2,000円ほど価格が高い。
そのため、使いたいビットの仕様(ストレートシャンク or 六角軸)でDF033Dと選択したらいいかと思います。