今回ご紹介するのはマキタ製18Vコードレスクリーナー『CL280FD』。


ブラシレスモータを搭載し「CL180FD」よりも吸引力が増大。
長時間使用時にスイッチを押し続けないといけなかったトリガスイッチの弱点を、スライドスイッチにて解消♪
トリガスイッチでカチカチしたいけど長い時間連続使用することもたまにある。
そんな人向けに『CL280FD』をレビューしていきたいと思います。

こんな方にオススメ♪
- トリガ式でこまめにカチカチON・OFFしながら掃除したい
- とは言っても長時間連続で使用することも結構ある。
- ラクするためなら3,4千円ぐらいの価格差は許せる。
別の機種が良さそうな方
CL280FDの立ち位置
CL180FD | CL181FD | CL182FD | CL280FD | CL284FD | CL285FD | CL286FD | |
クラス | ベーシック | ミドル | ハイスペック | ||||
外観 | ![]() |
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集塵方式 | カプセル | カプセル | 紙パック | カプセル | カプセル | 紙パック | サイクロン |
容量 | 650ml | 650ml | 500ml | 750ml | 730ml | 500ml | 250ml |
スイッチ | トリガ | ワンタッチ | ワンタッチ | トリガ | ワンタッチ | ワンタッチ | ワンタッチ |
吸込仕事率 | 37W | 【強】37W 【弱】10W |
【強】37W 【弱】10W |
45W | 【パワフル】125W 【強】70W 【標準】45W 【エコ】20W |
【パワフル】125W 【強】70W 【標準】45W 【エコ】20W |
【パワフル】100W 【強】60W 【標準】35W 【エコ】15W |
1充電使用量 ※BL1830B |
20分 | 20分 | 20分 | 20分 | 【パワフル】8分 【強】15分 【標準】21分 【エコ】38分 ※BL1830使用 |
【パワフル】8分 【強】15分 【標準】21分 【エコ】38分 ※BL1830使用 |
【パワフル】8分 【強】15分 【標準】21分 【エコ】38分 ※BL1830使用 |
重量 | 1.4kg | 1.5kg | 1.4kg | 1.5kg | 1.5kg | 1.6kg | 1.7kg |
定価(税別:本体のみ) ※2025年月時点 |
11,550円 | 11,700円 | 12,300円 | 16,800円 | 20,800円 | 21,500円 | 24,000円 |
発売年月 | 2009年12月 | 2016年2月 | 2010年9月 | 2019年2月 | 2023年4月 | 2023年2月 | 2023年2月 |
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マキタ18Vの中で唯一ミドルクラスに位置する『CL280FD』。
ベーシック機種でトリガスイッチタイプの「CL180FD」の上位機種版になり、ブラシレスモータを搭載し吸引力が若干UP。※ただ「CL284FD」等のハイスペック機種の吸引仕事率125Wには到底届かず。
価格的にもベーシックとハイスペック機種のちょうど中間ぐらい。
トリガ式はハイスペック機種のラインナップが無いのでトリガ式で一番スペックが高いのは『CL280FD』になります。
CL280FDのラインナップ

『CL280FD』のセットラインナップは①バッテリ+充電器の無し(Z)/有り(RF)、②サイクロンユニットの無し/有り(C)の組み合わせで計4種類。
また、本体色は青(型式の末尾が無し)と白(型式の末尾がW)との2種類が準備されてます。
CL280FDZ(青)、CL280FDZW(白):本体のみ



本体色 | 青(無印)、白(W) |
バッテリー | 無し |
充電器 | 無し |
サイクロン | 無し |
集塵用品 | 高機能フィルタ(内蔵) |
その他付属品 | サッシノズル、取扱説明書 |
CL280FDRF(青)、CL280FDRFW(白):本体+3.0Ahバッテリ+充電器



本体色 | 青(無印)、白(W) |
バッテリー | BL1830B×1個 |
充電器 | DC18RF |
サイクロン | 無し |
集塵用品 | 高機能フィルタ(内蔵) |
その他付属品 | サッシノズル、取扱説明書 |
CL280FDZC(青)、CL280FDZCW(白):本体+サイクロン



本体色 | 青(無印)、白(W) |
バッテリー | 無し |
充電器 | 無し |
サイクロン | ロングタイプ |
集塵用品 | 高機能フィルタ(内蔵) |
その他付属品 | サッシノズル、取扱説明書 |
CL280FDRFC(青)、CL280FDFCW(白):本体+バッテリ+充電器+サイクロン



本体色 | 青(無印)、白(W) |
バッテリー | BL1830B×1個 |
充電器 | DC18RF |
サイクロン | ロングタイプ |
集塵用品 | 高機能フィルタ(内蔵) |
その他付属品 | サッシノズル、取扱説明書 |
CL280FDの価格帯

ラインナップ | 定価 | ネット価格 |
---|---|---|
CL280FDZ,CL280FDZW (本体のみ) | 16,800円 | 11,700円 |
CL280FDRF,CL280FDRFW (3.0Ahバッテリセット) | 47,300円 | 33,000円 |
CL280FDZC,CL280FDZCW (本体+サイクロン) | 20,000円 | 13,800円 |
CL280FDFRC,CL280FDFCW (本体+バッテリ+サイクロン) | 50,500円 | 35,500円 |
クリーナー本体のみ『CL280FDZ(青),CL280FDZW(白)』は11,700円となっており、下位機種の「CL180FD」と比べると約4,000円高価。
これにサイクロンを付けると『CL280FDZC(青),CL280FDZCW(白)』で13,800円で本体のみと比べて+2,100円。サイクロンユニットのみだと2,800円ぐらいするので、セットで買う方が数百円お得ですね。

これを機にバッテリと充電器も一緒に購入して18V環境を構築していこうと考えている人は『CL280FDRF(青),CL280FDRFW(白)』で約33,000円。下位機種「CL180FD」のバッテリセットと比べると約3,000円ほど高価になってます。
\CL280FDの最新価格は以下からチェック/
CL280FDの基本スペック
外観

使い心地や性能など確認するために『CL280FDZ』を購入しましたので、まずは基本スペックから紹介していきます。

『CL280FD』の全体像。取り付けているバッテリはセット品にもなっているBL1830B。
電動工具であればマキタブルー好きなんですが、コードレスクリーナーとなると、白の方が好み。

本体内部にはブラシレスモーターを搭載しておりハイパワーかつ省エネを実現。新型ノズルで動作がスムーズかつ騒音も低減されてます。
また、パイプはロックボタン付きとなっており、従来機や下位機種(ロック無し)のようにパイプの差込が甘く掃除している途中に、スポッと抜けてしまうことが無いためストレスフリーで掃除できます。

装着バッテリ | ノズル無し | ノズル有り |
---|---|---|
バッテリ無し | 894g | 約1.1kg |
BL1820B(2.0Ah) | 1278g | 約1.5kg |
BL1830B(3.0Ah) | 1530g | 約1.8kg |
BL1860B(6.0Ah) | 1570g | 約1.8kg |
セットラインナップであるBL1830Bバッテリを取り付けるとノズル有りで約1.8kg。下位機種「CL180FD」とは数gの差しかなくもはや誤差範囲内ですね。
長時間連続して使用しないのであれば小容量バッテリのBL1820B(連続約13分)を取り付ければ約1.5kgとなり、腕への負担を軽減することができます。
※ちなみに10.8V機種「CL106FD」であれば1.1kg前後なのでより軽くて扱いやすいです。

持ち手はラバー素材になっており、滑りにくく扱いやすい。
「CL106FD」などの10.8V以下機種はラバー素材ではなくプラスチック素材そのままなので、若干滑りやすくなっているので、この点は18V機種が優位♪

スイッチ

吸い取ったゴミは左のカプセルの中に溜まっていくタイプ。
カプセルをひねって外すだけでゴミ捨て完了できるため、紙パックの取付などの手間やランニングコストはかかりませんが、ゴミ捨ての際にホコリが舞う可能性が高いです。
※「CL182FD」などの紙パック式ならそのままポイができるので、ホコリが舞う心配がなく衛生的。
内部フィルタには高機能フィルタが採用されており、「CL106FD」(10.8V)などのプレフィルタ+フィルタよりも集塵効率がUP。排気がキレイなことに加え、従来フィルタよりもホコリが引っ付きにくいため、吸引力が低下しにくく、フィルタのメンテもラクになってます。

サイクロンユニットの取付

写真ではチグハグな感じになってますが、青色のサイクロンユニットもありますのでご安心を。




性能測定
騒音値

『CL280FD』の動作時の音の大きさは約85dBで、下位機種「CL180FD」よりも静音性が向上。
ただ、トリガスイッチタイプなので強弱の設定ができずに常にフルパワーで豪快にかき鳴らし続けてくれます。音の大きさのイメージとしてはご近所さんが「あ、掃除機使ってるな」と気づくレベル。なので、使う時間帯には考慮が必要です。
どうしても音を小さいくしたいのであればハイスペック機種(「CL284FD」等)や、吸引力は若干落ちますが10.8Vのワンタッチスイッチ機種(「CL108FD」等)がオススメ。強弱の設定ができるので、音は出したくないけどもどうしても掃除機使いたい時に重宝します。
吸引力

プロット形状はサイクロン種類を表す:●印→サイクロン無し、■印→サイクロン(ロング)、♦印→サイクロン(ショート)
プロット色はモード種類を表す: 青→パワフル、オレンジ→強、緑→標準
吸込仕事率は、掃除機の吸込力の強さをW(ワット)で表すもので、次の計算式によって算出されます。
「吸込仕事率」ってなに? | 三菱電機 よくあるご質問 FAQ
吸込仕事率=真空度×風量×0.01666※
真空度…ゴミを浮き上がらせる力
風量…浮き上がらせたゴミを運ぶ力
※ JISで規定している換算係数
上の式内にある風量は「風速×面積」で表されるため、上の「風速-真空度」のグラフでは右上に行けば行くほど、吸引仕事率は高くなります。
同じ18Vの下位機種「CL180FD」よりもわずかに右上にプロットされており、カタログ値の通り『CL280FD』の方が若干吸引力は高くなってます。
なお、サイクロンユニット付き(※一体型は未計測)では、「CL100D」(カタログ値:14W)と同程度の結果となっており、サイクロン取付で思った以上に吸引力は低下してしまいます。。。

他機種との比較
CL180FD (マキタ‐18V) |
CL280FD (マキタ‐18V) |
R18DTC (ハイコーキ‐18V) |
|
外観 | ![]() |
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集塵方式 | カプセル | カプセル | カプセル |
容量 | 650ml | 750ml | 560ml |
スイッチ | トリガ | トリガ&スライド | トリガ |
吸込仕事率 | 37W | 45W | 40W |
1充電使用量 | 20分 ※BL1830B使用時 |
20分 ※BL1830B使用時 |
40分 ※BSL36A18X使用時 |
質量 ※ノズル・パイプ除く |
1.4kg | 1.4kg | 1.7kg |
定価(税別:本体のみ) ※2025年2月時点 |
11,550円 | 16,800円 | 12,100円 |
発売年月 | 2009年12月 | 2019年2月 | 2023年10月 |
マキタ18V‐CL180FDと比較
「CL180FD」との比較は以下ページで解説してますので、こちらをご覧下さい。
⇒【18Vバッテリを既にお持ちならアリ】CL180FDレビュー_マキタ18Vコードレスクリーナー
ハイコーキ18V‐R18DTCと比較

ハイコーキの18Vで同じトリガスイッチタイプの「R18DTC」と比較。
集塵方式は同じカプセル式で、吸引力はわずかに『CL280FD』の方が優位。

やはり大きな違いはスイッチタイプ。『CL280FD』の方はスライド+トリガスイッチで連続運転時にトリガを引きっぱなしにする必要が無く、疲れにくい。
また、動作音は『CL280FD』(約85dB)よりも「R18DTC」(約82dB)の方が静か。
価格はクリーナー単体であれば、『CL280FD』が約11,700円で、「R18DTC」が8,400円となっており、『CL280FD』の方が3,000円近く高い。
ちなみにバッテリと充電器から集めようと思うと、「CL280FDRF」(約33,000円)、「R18DTC(NN)+UC18YDL2+BSL1820M」(約23,000円※R18DTCはセット販売無しのため各々単品で購入)となり、「R18DTC」の方が1万円ほど安いです。




実際に使ってみる
床の素材 | ゴミの種類 |
---|---|
フローリング | 紙くず、重曹 |
畳 | 重曹(砂の代わり) |
絨毯 | 糸 |
タイルカーペット | 紙くず |

『CL280FD』の吸引仕事率45Wはハイスペック機種(「CL284FD」等)の125Wと比較すると、数値的にはかなり見劣りしますが、そもそも「CL284FD」がハイスペックすぎ。
実際に動画にある通り、『CL280FD』(45W)でも日常の掃除には十分な吸引力を持っています。
吸引力が高いモデル、例えば「CL284FD」では、吸引力が強くなることで、掃除機のヘッドから少し距離があるゴミやホコリも効果的に吸い取ることができます。テレビ裏の配線が込み入った場所や、家具の背後のようにノズルを動かすのが難しい場所で特に力を発揮します。
が、日常の掃除ではそこまで求める?とのお話ですね。
CL280FDのメリット・デメリット
というわけで、情報をまとめると。。。
メリット | デメリット | ||
〇 |
トリガスイッチ式で好きなタイミングで即座にON・OFFしやすい。 | ✕ |
トリガスイッチの中では最上位機種だが、他と比べるとスペック的に中途半端。。。 |
〇 | スライドスイッチで連続使用時にスイッチを握っておく必要が無く疲れにくい。 | ✕ | 常にフルパワー状態であり、静かに使いたいとの要望に応えられない。 |
〇 | トリガスイッチ式の中では最も強い吸引仕事率(45W)を持っている。 | ✕ | マキタ18Vバッテリをお持ちでない場合、10.8VやHiKOKIの他機種の方が結局コスパ良く揃えられる。。。 |
というわけで、冒頭にも記載してましたが、『CL280FD』をオススメできる人は
こんな方にオススメ♪
- トリガ式でこまめにカチカチON・OFFしながら掃除したい
- とは言っても長時間連続で使用することも結構ある。
- ラクするためなら3,4千円ぐらいの価格差は許せる。

別の機種が良さそうな方
まとめ

ということで今回は『CL280FD』をレビューしました。
マキタ・ハイコーキのトリガ式スイッチ機種の中では最上位機種となり、マキタ18V環境が既に整っている方にとっては選択肢としてアリ。
ただ、スペック的には中途半端感は否めないのと、マキタ10.8Vやハイコーキ18Vを新たに導入するのと万単位で変わってくるため、18V環境が無い方は慎重に検討した方が良いです。

関連商品
18Vバッテリ
BL1860B:6.0Ah

BL1850B:5.0Ah

BL1840B:4.0Ah

BL1830B:3.0Ah

BL1820B:2.0Ah

BL1815N:1.5Ah

18V充電器
DC18RF ⇒ BL1860B:フル充電40分
DC18RC ⇒ BL1860B:フル充電55分

DC18RD(2本同時充電) ⇒ BL1860B:フル充電55分

DC18SH(2本同時充電) ⇒ BL1860B:フル充電130分

DC18SD(2本同時充電×2) ⇒ BL1860B:フル充電130分

DC18WC ⇒ BL1860B:フル充電160分
