今回ご紹介するのはマキタのコードレスクリーナー『CL115FD』。

バッテリ内蔵式で2021年7月に登場した割と新しい機種。
ワンタッチスイッチ&紙パック式を採用しており、長時間の掃除もラクかつゴミ捨てもワンタッチで簡単&衛生的♪
特にマキタのバッテリにこだわってない方向け『CL115FD』をレビューしていきます。
こんな方にオススメ♪
- 他のマキタバッテリを持ってないし、今のところ電動工具を集める予定もない。
- こまめにON・OFFするよりもワンタッチ操作で連続運転できる方がありがたい。
- 絨毯・カーペットの掃除がメイン

別の機種が良さそうな方
CL115FDの立ち位置
CL115FD | CL072D | |
外観 | ![]() |
![]() |
集塵方式 | 紙パック | カプセル |
容量 | 330ml | 560ml |
スイッチ | ワンタッチ | トリガ |
吸込仕事率 | 【パワフル】35W 【強】20W 【標準】5W |
21W |
1充電使用量 ※BL1013 |
【パワフル】10分 【強】16分 【標準】50分 |
15分 |
重量 | 1.00kg | 0.93kg |
定価(税別:本体のみ) ※2025年3月時点 |
18,000円 | 17,000円 |
発売年月 | 2021年7月 | 2021年8月 |
マキタのバッテリ内蔵式コードレスクリーナーは全部で2種類がラインナップ。その内、今回紹介する『CL115FD』が紙パック式&ワンタッチスイッチタイプで、「CL116D」がカプセル式&トリガスイッチタイプ。
紙パック式&トリガスイッチ、カプセル式&ワンタッチスイッチの機種はないので、機種選びには少々迷うところです。
紙パック式/カプセル式、トリガ/ワンタッチスイッチ、それぞれメリットデメリットはあるわけですが、どちらかというとお好みのスイッチ方式で選ばれる方が実際の使い勝手は良いかと思います。
こまめにON/OFFしながら掃除したいのであればトリガスイッチタイプの「CL116D」、長時間連続して使用することが多いのであれば『CL115FD』ですね。
CL115FDのラインナップ
CL115FDWI(アイボリー)、CL115FDWR(赤)、CL115FDWP(ピンク):本体+充電器




本体色 | アイボリー(I)、赤(R)、ピンク(P) |
バッテリー | 無し |
充電器 | DC1001 |
サイクロン | 無し |
集塵用品 | 紙パック |
その他付属品 | サッシノズル、取扱説明書 |
CL115FDの価格帯

ラインナップ | 定価 | ネット価格 |
---|---|---|
CL115FDW (本体※バッテリ内蔵+充電器) | 18,000円 | 12,800円 |
CL102DW (1.5Ahバッテリセット) | 20,500円 | 14,000円 |
上のグラフはクリーナー本体のみ(バッテリ&充電器は無し)の価格を示してますが『CL115FD』と「CL116D」はバッテリ内蔵式のため、価格としては高めに出てます。
他のバッテリを持っている方はわざわざ『CL115FD』等の内蔵式を選ぶ必要はなく、お持ちのバッテリに適合した機種を選択する方が、お財布にも優しいです。※『CL115FD』がめちゃくちゃ良い機種!であればバッテリ無視して買うべきとなることもあるでしょうが、そうではないので。
ちなみに仕様&スペックが近い10.8V差込式バッテリ「CL102D」のセット品「CL102DW」(14,000円)と比較すると、1,000円ほどお安くなってます。厳密にいえば『CL115FD』の方がスペック上なので、バッテリの使い回しを完全に無視すれば『CL115FD』の方が断然お得です。
\CL115FDの最新価格は以下からチェック/
CL115FDの基本スペック
外観

今回購入したのは本体色がアイボリー色の『CL115FDWI』。
赤とピンクもちょっと見てみたかったんですが、そこまでの勇気がなかったです。


全体像はこんな感じ。
ロック式パイプで掃除中に外れないのはすごくありがたい。
ロック式じゃないと差し込み緩くてたまにすっぽ抜けたりするんですよね。


『CL115FD』の付属ノズルは一般的なノズルと異なり、フロアカーペットノズルが付属。
床面のホコリや髪の毛、特にカーペットなどに引っ付いた糸くずを効率よく捕捉してくれるやつです。


装着バッテリ | ノズル無し | ノズル有り |
---|---|---|
BL1013(1.3Ah) | 1050g | 約1.3kg |
バッテリとノズルを付けても質量は1.3kgなので、マキタコードレスクリーナーの中では軽い方。
この機種なら力の弱い方でも簡単に取り扱えますね。

持ち手はプラスチック素材そのままで、上位機種の様にラバー仕様になってないです。
なので若干持ち手が滑りやすくはありますが、そこまで気にするところでは無いです。
充電&バッテリ

充電は付属の充電アダプタを直接本体とつなぐだけ。
バッテリほぼ空の状態からフル充電までにかかかる時間は大体4時間。充電が完了すると赤ランプが消灯します。

内蔵バッテリはBL1020V:10.8V‐2.0Ah。
バラ売りもされており、交換も簡単に(フタを開けてコネクタ外すだけ)できるので、もしバッテリがヘタってきたり故障したときには交換を♪

スイッチ

スイッチはワンタッチ仕様で、モードは「強・パワフル・標準」の3種類を設定可能なので、シーンに合わせた細かい使い方ができます。
集塵タイプ

紙パック方式はゴミ捨てが非常に手軽。
ゴミ箱にそのままポイと捨てるだけで、嫌なゴミを目にしたり、カプセル式みたいにゴミ捨ての際にホコリが舞う心配もゼロ♪
地味に嬉しいのが取付誤り防止構造がついている点。これは紙パックやダストバッグを取りつけない/取付を誤ったままフタを閉めようとしてもフタが閉まらないような構造になってます。
紙パックを装着しないまま掃除してしまって中が大変なことになったり、最悪の場合、本体内部にゴミが侵入して故障の原因に・・・なんてこともあるので、この取付誤り防止構造があるのはポイント高いです。

紙パックのランニングコストが気になる方は、付属のダストバッグの使用がおすすめ。ダストバッグは水洗いが可能で、再利用が可能。ただし、ゴミを取り出す際にホコリが飛び散ることもあるため、手間や清潔さを考慮すると、やはり紙パックの方が便利です。
なお、紙パック式の注意点としては、いざ掃除しようと思ったら紙パックが切れてた・・・が起こりえます。その際にはダストバッグを使用するという選択肢もありますが、事前に紙パックを大量ストックしておくと良いでしょう。

サイクロンユニットの取付

『CL115FD』ではサイクロンユニット(別売)を後付け可能。
写真では分かりにくいですが、本体の色はアイボリーでサイクロンユニットは白色なので色味が違ってくる点は要注意です。

サイクロンアタッチメントを取り付けると、吸い取ったゴミはアタッチメントのゴミカップに溜まっていくため、ゴミ捨て時にノズルやカプセルを本体からいちいち取り外すことなく、ゴミカップを外すだけでゴミ捨てが可能♪
また、細かいチリやホコリがサイクロンで取り除かれ本体内部へはキレイな空気しか入っていかないため、メンテナンスが非常にラクになります。
サイクロンユニットにはパイプ固定有りverと無しverがありますので購入時には要注意です。
『CL115FD』はパイプ固定有りになります。
ロングタイプ:A-72687(白)
ショートタイプ:A-72453(白)


性能測定
騒音値

『CL115FD』の無負荷時の動作音は約70dB(標準モード)~約86dB(パワフルモード)。
パワフル/強モードではそこまで他機種と音の大きさは変わりませんが、標準モードでの音はかなり静かです。
標準モードだと吸引仕事率が5Wしかないため、がっつり掃除するには向いてませんが、赤ちゃんが寝てるとか、夜間にしか掃除できないなど、どうしても音を小さくして掃除したい方には向いている機種です。
吸引力

プロット形状はサイクロン種類を表す:●印→サイクロン無し、■印→サイクロン(ロング)、♦印→サイクロン(ショート)
プロット色はモード種類を表す: 青→パワフル、オレンジ→強、緑→標準
上の「風速-真空度」のグラフでは右上に行けば行くほど、吸引仕事率は高くなります。
他機種と比べて吸引力は概ねカタログ値通りかなと。サイクロンを付けると1モード分吸引力が下がってしまうので、音小さくするために標準モードをメインで使う方はサイクロンの取り付けはオススメできないです。

吸込仕事率は、掃除機の吸込力の強さをW(ワット)で表すもので、次の計算式によって算出されます。
「吸込仕事率」ってなに? | 三菱電機 よくあるご質問 FAQ
吸込仕事率=真空度×風量×0.01666※
真空度…ゴミを浮き上がらせる力
風量…浮き上がらせたゴミを運ぶ力
※ JISで規定している換算係数
他機種との比較
CL115D (マキタ‐10.8V内蔵) |
CL102D (マキタ‐10.8V差込) |
|
外観 | ![]() |
![]() |
集塵方式 | 紙パック | 紙パック |
容量 | 330ml | 330ml |
スイッチ | ワンタッチ | ワンタッチ |
吸込仕事率 | 【パワフル】35W 【強】20W 【標準】5W |
【High】14W 【Low】5W |
1充電使用量 | 【パワフル】10分 【強】16分 【標準】50分 |
【High】13分 【Low】21分 ※BL1013使用時 |
質量 ※ノズル・パイプ除く |
1.00kg | 1.00kg |
定価(税別:本体のみ) ※2025年2月時点 |
18,000円 | 7,900円 |
発売年月 | 2021年7月 | 2010年8月 |
マキタ10.8V差込式‐CL102Dと比較

同じワンタッチスイッチ&紙パック式のマキタ10.8V(差込式)「CL102D」と比較してみます。
吸引仕事率は『CL115FD』が35W、「CL102D」が14Wで『CL115FD』の方が吸引力は高め。

ノズルは『CL115FD』はブラシのついたカーペットノズルで、「CL102D」は普通のノズル。ダストバッグは同じノーマルタイプです。
スイッチは同じワンタッチタイプですが、設定可能モードが『CL115FD』が3モード(パワフル/強/標準)、「CL102D」が2モード(High/Low)なので、『CL115FD』の方が細かく設定でき、よりシーンに合った使い方ができます。
パイプの取り付けは『CL115FD』はロック有りに対し「CL102D」はロック無し。差込が甘く掃除の最中にたまにスポッと抜けることは『CL115FD』ではまずないです。
ということで、スペック的には『CL115FD』の方が上となりますが、肝心の価格については『CL115FDW』(約12,800円)、「CL102D」(約14,000円)となっており、バッテリ持ってなくてこの2択で悩んでいるのであれば確実に『CL115FD』が良いですね。
実際に使ってみる
床の素材 | ゴミの種類 |
---|---|
フローリング | 紙くず、重曹 |
畳 | 重曹(砂の代わり) |
絨毯 | 糸 |
タイルカーペット | 紙くず |

『CL115FD』のカタログ上の吸引仕事率は35Wとなっており、40Vmaxや18Vのハイスペック機種を除けば、吸引力は上位。
実際に使用してみてもパワフルモードであれば十分な吸引力、強モードでも全然掃除できます。ただ、標準モード(5W)はさすがに吸わなさすぎで、使い道としては毎日掃除するのにかなり細かいホコリとか塵とかを掃除するぐらい。
標準モードはかなり静かではあるんですが、吸引力は期待しない方が良いです。
サイクロンつけたら吸引力下がるので、サイクロン+標準モードはほとんど使えないと考えた方が無難です。

また、フロアカーペットノズルはやはりカーペットに対しては優秀で、絡まった糸くずをいとも簡単にからめとってくれてます。絨毯・カーペットが多いご家庭やオフィスで床が全面カーペットなどであれば効率よく掃除できる機種ですね。

CL115FDのメリット・デメリット
というわけで、情報をまとめると。。。
メリット | デメリット | ||
〇 |
ワンタッチスイッチで連続運転がラク&モード設定でシーンに合った使い方ができる。 | ✕ |
他工具とのバッテリの使い回しはできない。 |
〇 | 類似機種で下位スペックのCL102Dよりもバッテリ含めて安く手に入る。 | ✕ | 紙パック分のランニングコストがかかる。 |
〇 | カーペットノズルで糸くずや髪の毛を効率よく捕捉♪ |
というわけで、冒頭にも記載してましたが、『CL115FD』をオススメできる人は
こんな方にオススメ♪
- 他のマキタバッテリを持ってないし、今のところ電動工具を集める予定もない。
- こまめにON・OFFするよりもワンタッチ操作で連続運転できる方がありがたい。
- 絨毯・カーペットの掃除がメイン

別の機種が良さそうな方
まとめ

ということで今回は『CL115FD』をレビューしました。
フロア・カーペットノズルで家庭用にもオフィス用にも効率的に掃除できちゃう本機種。
電動工具とのバッテリ使い回し?なにそれ?という方にはオススメできる一本です。


